
創るためのAI 機械と創造性のはてしない物語
徳井 直生
累計読者数10
平均ハイライト数 15.8件/人
推定読了時間 約7時間2分
star総合評価 60/100
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この本について
AIを使って何かを作ろうとすると、たまに自分が“作っている側”なのか“作らされている側”なのか分からなくなることがあります。便利すぎて頼り切ってしまう感じとか、逆に「これは自分の作品と言えるのか」と不安になったり。僕自身、そのあたりのモヤモヤをずっと抱えていました。 この本が良かったのは、AIを人間の代わりか敵として見るんじゃなくて、「道具としてどう関係を結び直せるか」という視点をくれたところです。ピアノと音楽家の話はまさにそうで、AIも結局は創作の主役を引き出すための装置なんだと腑に落ちました。さらに、写真の登場が絵画を“奪った”のではなく、逆に新しい表現を生んだという歴史的な視点も効きます。自分の作業の一部をAIに外部化することで、むしろ自分の創造性がどこにあるかがクリアになる感覚は、読んでいてすごくリアルでした。 「AIに仕事を取られるかどうか」ではなく、「AIがある時代に自分の表現や仕事をどう変えていけるか」を落ち着いて考えたい人には刺さると思います。作ることが好きだけど、AIとの距離感に迷っている人にはかなり実用的な示唆がある一冊です。
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出版社による紹介
機械とのサーフィンをはじめよう。AIは、私たちの知能を拡張するための「道具」であるとともに、私たちの複雑で豊かな知能のあり方を映し出す「鏡」でもある。AIを創造性のパートナーとする著者が、人間と機械の創作行為の歩みを紐解きながら、クリエイティビティの“変異”を呼び覚ます。
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