ヨムナビ
オーストリア滞在記 (幻冬舎文庫)

オーストリア滞在記 (幻冬舎文庫)

中谷美紀

幻冬舎 / 2021-02-04

累計読者数4
平均ハイライト数 7.5件/人
推定読了時間 約5時間24分
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 33%

この本について

日々の生活で、「自分の選択はこれでいいのか」とか、「家族との距離感をどう保てばいいのか」とか、はっきり答えの出ないモヤモヤってありますよね。仕事と私生活のバランス、言葉の壁、異文化の中での役割……どれも一気に解決するものではないけれど、少しずつ視界がひらける瞬間はあるんだと思わされました。 『オーストリア滞在記』は、派手な成功談ではなく、暮らしの中の細かい揺れがそのまま綴られています。山に消えていく夫を心配する感じとか、言葉が通じなくて子どもにうまく関われない焦りとか、国境や滞在許可証の問題で自分の立場が揺らぐ感覚とか、読んでいて「わかる…」と勝手に頷いてしまいました。無理に前向きになるのではなく、生活に流されながらも、少しずつ関係性や言葉が積み上がっていく描写が、妙に現実的で安心します。 とくに、言語や文化の壁にぶつかりながらも、何度も失敗して、また挑戦して、気づけば「村の一員として認められた」と感じられるまでの距離の縮まり方が、じんわり効きます。家族との関係に悩んでいる人、環境の変化にうまく馴染めないまま時間だけ進んでしまった人に、静かに寄り添ってくれる本です。 「環境に振り回されている気がする大人」にとくに刺さるはずです。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

中谷美紀の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

料理、庭仕事、ドイツ語レッスン、 ご近所付き合い……。 女優・中谷美紀の、 田舎暮らしは、忙しい。 ドイツ人男性と結婚し、想像もしなかったオーストリアでの田舎暮らしが始まった。朝は、掃除と洗濯。午後には買い物に。当初はお肉屋さんに行くも注文が伝わらず、動物の鳴き真似をしたことも。晴れた日には、自らスコップを握り、汗だくになっての庭造り。慣れないドイツ語の学習には四苦八苦。 女優・中谷美紀のかけがえのない日常を綴った日記エッセイ。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要