
インド旅行記1 北インド編 (幻冬舎文庫)
中谷美紀
累計読者数6
平均ハイライト数 3.5件/人
推定読了時間 約4時間32分
star総合評価 35/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 17%
この本について
仕事や日常が詰まり気味のとき、「もう少し大きな視点で物事を見られたら」と思うことがあります。でも哲学書を読むほどの気力もなく、スピリチュアルに振り切りたいわけでもない。ちょうどその隙間に、この『インド旅行記1』がすっと入ってきました。 中谷美紀さんの旅先での体験は、観光ガイドのようでいて、実はかなり人間の根っこに触れる話が多いんです。例えば、怒りや欲望、嫉妬のような感情を淡々と見つめる姿勢や、宗教や階級が複雑に絡み合う社会の中で、価値観の違いにどう向き合うか。こういう視点に触れると、自分の悩みの輪郭が少し変わって見えてきます。正すとか悟るという話ではなく、「ああ、世界にはこんな捉え方もあるんだ」と呼吸が深くなる感じです。 さらに、ガンジス河の祈りの場面や、施しについてのガイドの現実的な言葉など、綺麗事だけでは届かないリアリティがあって、旅先の気づきがそのまま自分の行動を考える材料になります。異文化を眺めているはずなのに、どこか自分の生活に直結してくるところが、この本の面白さだと思います。 自分の価値観に少し風を通したい人に、静かに刺さる一冊です。
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出版社による紹介
北インド、南インドときたら、東も西にも行ってしまえ!とガイドブックも忘れ、東インドへ出発。空港ではインド人と話し込み飛行機に乗り遅れ、宿泊先のホテルでは見ず知らずの小学校の同窓会になぜか加わり、昔話に花を咲かせるはめに...。道ばたで青年にお菓子を恵まれるまでに逞しくなった中谷美紀。大好評、インド旅行記シリーズ最終巻。
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