ヨムナビ
AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン

AIエンジニアのための機械学習システムデザインパターン

澁井雄介

翔泳社 / 2021-05-17

累計読者数5
平均ハイライト数 47.6件/人
推定読了時間 約8時間50分
star総合評価 60/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 10%

この本について

機械学習まわりの仕事をしていると、「学習まではなんとなく形になるのに、本番運用を考えた瞬間に途端に霧が濃くなる」という感覚がありませんか。モデルは完成したのに精度が落ちていく理由がつかめない、とか、どんな構成で推論を動かせばいいのか判断できない、とか、そもそもデータパイプラインをどこから作ればいいのか分からない、とか。僕もずっとそこで迷っていました。 この本は、その“運用の壁”をもう少し現実的な言葉で整理してくれます。モデルは学習直後が一番元気で、時間が経てば精度が落ちるという当たり前の事実を前提に、どう更新サイクルを作るか。同期・非同期・バッチなどの推論パターンを、どんな場面でどう選ぶと運用が軽くなるのか。さらに、データ収集から前処理、再現性、監視まで「何を作っていれば迷わなくなるか」が具体的に描かれています。特に、推論器を小さく分けて障害を切り分ける設計や、モデル評価を仕組みに組み込む話は、実務の混乱を思い出して刺さりました。 派手な成功談はありませんが、日々の開発で「これ、どう進めるのが正解なんだろう」と立ち止まったときの地図になります。モデルを作るだけで終われなくなってきた人、あるいはMLOpsに苦手意識がある人には、かなり手触りのいい一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

機械学習システム構築に必要な デザインパターンがここにある! 【本書の背景】 Pythonを用いた機械学習のモデル開発事例は多数ありますが、 そのモデルをビジネスやシステムに組み込み、運用する事例や方法論は多くありません。 そのため、AIを組み込んだ実装モデルをまとめた、 「機械学習システムのデザインパターン」に注目が集まっています。 【対象読者】 ・AIエンジニア ・システムエンジニア ・機械学習を本番システムとして使うための開発、運用方法で悩んでいるエンジニアの方 【本書の概要】 本書は機械学習を有効活用するためにはシステムに組み込むための設計や 実装が必要と考え、機械学習システムのデザインパターンを集めて解説した書籍です。 機械学習システムのグランドデザインおよびPythonによる機械学習システムの実装例を説明しつつ、 機械学習を本番活用するための方法論や、運用、改善ノウハウについて解説します。 本書で扱うプラットフォームには、コードの再現実行を担保するため、 DockerとKubernetesを活用します。 機械学習の学習から評価、QAを行い、推論器をリリースして 運用するまでの一連の流れをアーキテクチャやコードとともに解説します。 【デザインパターンのサンプル】 本書で解説している実際のサンプルコードをGitHubからダウンロードして利用可能です。 【本書のゴール】 ・機械学習を実用化する方法が学べる ・Pythonによる機械学習ワークフローおよびWebアプリケーション開発の概要を学べる ・機械学習を組み込んだシステムの運用ノウハウを得られる ・機械学習システムのトラブルシューティングや調査方法を学べる 【著者プロフィール】 澁井 雄介(しぶい・ゆうすけ) 株式会社ティアフォー所属。 MLOpsエンジニア、インフラエンジニア、ARエンジニア、ネコ2匹の飼い主。家に猫用ハンモックが4台ある。 本業で自動運転のためのMLOps基盤をKubernetesで開発しつつ、趣味でARとEdge AIを組み合わせて遊んでいる。 過去にはSIer、外資ソフトウェアベンダー、スタートアップで新規プロダクトの起ち上げ、大規模システム運用、チームマネジメントに従事。 前職メルカリにて機械学習をシステムに組み込むデザインパターンを執筆、公開。 ・GitHubで「mercari/ml-system-design-pattern」と検索
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要