
一瞬で社員の心に火をつける シンプルな手帳 (日本経済新聞出版)
近藤悦康
累計読者数5
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推定読了時間 約4時間23分
star総合評価 60/100
start序盤集中型
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この本について
経営のことを考えていると、「ちゃんと会社の方向を示せているのか」「数字の話になると急に自信がなくなる」「社員と同じ景色を見られていない気がする」みたいなモヤモヤがどうしても出てきます。僕自身、日々そこを行ったり来たりしながら、この本を読んで少しだけ視界が開けた感覚がありました。 特に刺さったのは、社員管理よりもまず「顧客の創造と保持」を社長が徹底的に考えるべきだというシンプルさです。理念も外から借りず、誰にどんな幸せを届けたいのかを自分の言葉で定義する。そのうえで、社内用語集をつくったり、粗利を共通言語にしたりして、会社全体の解釈を揃えていく。こういう“当たり前だけど抜けがちな土台づくり”が、手帳という形で日々確認できるように設計されているのが実用的でした。 もう一つは、数字の扱いを極端に難しくせず、「未来PL/BSでお金の流れを見える化する」「経常利益から逆算して必要売上を出す」といった思考を、社長が自分で回せるようにする点です。計画の精度より改善スピードを上げること、数字を毎月オープンにして社員と話すことなど、現場の感覚に近いアプローチも多く、無理なく組織に落とし込める印象でした。 会社をよくしたい気持ちはあるのに、理念と数字と日々の判断がバラバラに感じている人には、とても相性がいい本だと思います。
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