
どんなストレス、クレーム、理不尽にも負けない 一流のメンタル 100の習慣
山本 洋子
株式会社朝日新聞出版 / 2021-05-20
この本について
仕事で理不尽に巻き込まれたり、言い訳せずに動きたいのにうまく切り替えられなかったり、相手の立場に立とうとしても余裕がなくなる日ってありますよね。僕も「もっと落ち着いて対応できたはずなのに」と後から悔しくなるタイプなので、この本の抜粋が軒並み保存されているのを見て、刺さるところはみんな同じなんだなと思いました。 特に心に残るのは、「耳で聞いて心で訊かない」や「間違った指示は雑音として流す」といった“余計なものに振り回されない姿勢”。理不尽な場面ほど、反射的に感情が動きがちですが、あえて一呼吸置くための小さな工夫がいくつも紹介されていて、読んでいると実践するイメージが湧きます。また、リスクに対して無関心にならないことや、言い訳のクセを手放す話など、メンタルというより“仕事の構え方”に近い内容が多くて、現場の重さを知っている人ほど腹に落ちると思います。 もう一つ、この本は礼節の話がやたら地に足がついているのもいいです。名前で呼ぶ、先に譲る、言葉の選び方を少し変える。どれも大したことに見えないけれど、実際は自分の心の余白をつくる行動なんですよね。リーダーは孤独、という言葉も、慰めではなく「だからこそ丁寧に立ち回る必要がある」という実感を伴っています。 自分の感情に押されやすい人、理不尽に出会うと心がすぐ削れてしまう人にとって、過剰に前向きにならなくても実践できるヒントが揃っている一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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