
超速
ウィル・デクレール, バオ・ディン, ジェローム・デュモン, and 鹿田 昌美
マイナビ出版 / 2016-09-28
この本について
最近、仕事の途中で別の通知に気を取られたり、メールに返信したら元の作業に戻れずに時間だけが溶けていく……そんな感覚に心当たりがある人、多いと思います。僕もずっと「なんで毎日働いてるのに前に進んでる感じがしないんだろう」とモヤモヤしていました。 『超速』を読んで感じたのは、生産性って気合いとか根性じゃなくて、仕組みの問題なんだということです。たとえば、タスクの中断がどれだけコストになるかを示すカールソンの法則を知るだけで、同時進行をやめて一つずつ終わらせる理由が腑に落ちます。メールを「巨大なToDoリスト」と捉えてチェック回数を絞る発想も、日々の疲れの正体が外部入力の多さだったんだと気づかせてくれました。さらに、2分で終わることは即処理するという小さな工夫が積み重なると、思考の余白がかなり戻ってきます。 この本のいいところは、「もっと頑張れ」と背中を押すタイプではなく、「こうすれば無駄な消耗を減らせるよ」と現実的な選択肢をくれるところです。生産性=たくさんやることではなく、選ぶことだという視点は、忙しさに押し流されがちな人ほど響くはず。 特に、タスク管理や集中がうまくいかずに毎日リセットされてしまう感覚がある人には、かなり実感のある一冊だと思います。僕自身、この本のおかげで「どうすれば同じ失敗を繰り返さないか」を少しずつ考えられるようになりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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