
後悔するイヌ、嘘をつくニワトリ 動物たちは何を考えているのか? (ハヤカワ文庫NF)
ペーター ヴォールレーベン、本田 雅也
累計読者数4
平均ハイライト数 1.5件/人
star総合評価 18/100
boltライト読書型
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この本について
最近、「自分の性格ってどこまで自分の責任なんだろう」とか、「なんで同じ場面で毎回ビクッとしてしまうんだろう」みたいな、説明しづらい癖に悩むことがありました。努力で何とかしようとしても、根っこの部分だけは動かない感じがあって、正直ちょっとしんどいんですよね。 この本を読んでびっくりしたのは、動物の世界でも“経験が遺伝子レベルに刻まれて、行動が変わることがある”という話が淡々と紹介されていたところです。精神的に強いストレスを受けたマウスが、その後の一生だけでなく次の世代にまで行動パターンを引き継ぐ可能性があるという研究。これを読むと、「自分の反応には、自分の人生だけじゃない背景があるかもしれない」と、ちょっと肩の力が抜けます。 だからといってすべてを遺伝や過去のせいにする話ではなくて、生き物の行動が思っている以上に複雑で、単なる“性格”で片づけられないんだなと視点が変わります。自分の癖を否定するのではなく、「なぜこういう反応をするんだろう」という距離の取り方が少しだけうまくなる本でした。 自分の行動の理由を一度冷静に見直したい人に刺さると思います。
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