
君たちはなぜ、そんなことしてるのか? 東大准教授のひそやかな動物行動学講義
松原 始
累計読者数6
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star総合評価 37/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも人間関係でも、うまくいかない理由をつい誰かのせいにしたくなる時があります。あるいは、物事の原因を一つに決めつけてスッキリしたい気持ちが出てきて、でも後から「なんか違ったかも」とモヤモヤが残る。僕もよくそこで迷います。 この本は、そんな思考のクセにそっと距離を置かせてくれます。動物行動学というと専門的に聞こえますが、実際は、人間の「見たいものだけを見る」習性を丁寧にほどいてくれる感じです。たとえば、単純化しすぎる危うさと、それでも単純化が役に立つ場面の両方を示してくれるので、判断を急ぎがちな時の“足場”が少し安定します。また、科学は真理を与えてくれるものではなく、「どう考えるといいか」の道具なんだという視点は、仕事で答えのない課題に向き合う時にけっこう効きます。 動物の行動を通して、人間の思い込みや不安の扱い方まで照らしてくれるので、決めつけに疲れた時の頭のリセットにちょうどいい本でした。自分の思考のクセを一度外側から見てみたい人に刺さると思います。
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