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ローマ人の物語(I~XV)合本版

ローマ人の物語(I~XV)合本版

塩野七生

累計読者数4
平均ハイライト数 34.5件/人
推定読了時間 約10時間
star総合評価 52/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事でも日常でも、価値観のちがう相手とどう向き合えばいいのか、ずっと腹の底で引っかかっている感覚ってありませんか。相手を否定したくないのに、話が噛み合わない。制度や組織の仕組みも、どこか「誰のためにあるのか」が見えにくい。自分も迷いながら読んでいて、この本が少し視界をひらいてくれたところがあります。 『ローマ人の物語』で一番刺さったのは、ローマ人が“他者の神を認めた”という姿勢でした。相手の背景ごと存在を認めるという考えは、現代の職場やチームにもそのまま持ち込める視点だと思います。もう一つは、改革がいつも新しい勢力から始まるわけではなく、旧勢力の内部から生まれることが多い、という指摘。組織で「なぜ変わらないんだろう」と思っていた僕には、意外と変化は別のところから動くのかもしれない、と落ち着く部分がありました。そして、ローマ人が道徳や正しさを“宗教”ではなく“法律”に求めたというくだり。何を拠り所にするかで社会の形が変わるという感覚が、妙に腑に落ちます。 歴史の話なのに、制度づくりや人間関係のリアルにそのままつながってくるのが、この本の面白さでした。組織の中で悩むことが多い人、他者との距離感に戸惑いやすい人には、とくに刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ティベリウス、カリグラ、クラウディウス、ネロ―帝政を構築したアウグストゥスの後に続いた四人の皇帝は、人々の痛罵を浴び、タキトゥスら古代の史家からも手厳しく批判された。しかしながら帝政は揺るがず、むしろその機能を高めていったのはなぜか。四皇帝の陰ばかりでなく光も、罪のみならず功も、余すところなく描いて新視点を示した意欲作。ローマ史を彩る悪女・傑女も続々登場。
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