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新本格ミステリを識るための100冊 令和のためのミステリブックガイド (星海社 e-SHINSHO)

新本格ミステリを識るための100冊 令和のためのミステリブックガイド (星海社 e-SHINSHO)

佳多山大地

講談社 / 2021-08

累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
推定読了時間 約6時間24分
star総合評価 34/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 21%

この本について

ミステリを読んでいると、「このトリック、なんとなく分かった気もするけど、実際どこがおもしろいんだろう…」みたいなモヤモヤが残ることがありませんか。叙述トリックに惹かれるのに、なぜ惹かれるのかは言語化できない。歴史的な流れも気になるけれど、詳しい人の会話にはついていけない。自分もずっとそんな状態でした。 この本は、その“言葉にならない引っかかり”を丁寧に整理してくれるところが強みだと思います。たとえば、我孫子武丸の「叙述トリック試論」に触れながら、作者が読者をどう騙しにいくのか、その作法まで一段下の目線で解説してくれます。双生児の扱いのような細かいルールも、ただ批評として語るのではなく、実際に読むときの注意点として自然と理解できる形で紹介されていて、読みながら「あ、だからあの作品はああ感じたのか」と腑に落ちる瞬間が何度もありました。さらに、新本格の流れが社会派ミステリとどう関わってきたのか、よく語られる“進歩史観”への違和感まで丁寧に拾ってくれるので、歴史の話が急に自分ごととしてつながってきます。 ミステリをただ“読む”だけじゃなく、どう“味わえばいいのか”を知りたい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

綾辻行人『十角館の殺人』から令和に至る本格ミステリの潮流を100の傑作で辿る、ミステリ入門の新たな決定版となるブックガイド!
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