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最後通牒ゲームの謎---進化心理学からみた行動ゲーム理論入門

最後通牒ゲームの謎---進化心理学からみた行動ゲーム理論入門

小林 佳世子

累計読者数24
平均ハイライト数 21件/人
star総合評価 64/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 34%

この本について

仕事で判断に迷うとき、「もっと合理的に考えたいはずなのに、なんで毎回ブレるんだろう…」と落ち込む瞬間があると思います。自分の選択に一貫性がない気がして、あとから振り返っても説明できない行動を取ってしまうあの感じ。理屈ではわかっているのに、現実の自分はその通りに動かない。そのギャップにモヤモヤしている人は多いはずです。 『最後通牒ゲームの謎』は、その「なんでそうしちゃうの?」を丁寧にほどいてくれます。たとえば、つい真ん中の選択肢を選びたくなる癖や、高いと言われただけでおいしく感じるワインのような“変な行動”が、実はほとんどの人に共通して起きる現象だと示してくれる。合理性って、完璧な計算能力の話ではなく、「矛盾しない好み」を持てるかどうかに過ぎないという視点も、新鮮でした。そして、人は自分の利益だけで動くとは限らず、格差が縮まるだけで脳が喜ぶような生き物でもある。このあたりを知ると、自分の判断の揺れを責める気持ちが少し落ち着きます。 特に、相手に分け前を提示するだけの単純なゲームで、人々が驚くほど“公平さ”にこだわる理由を、進化心理学と実験データで追っていく流れは、日常の対人関係にもそのまま響きます。「なんであの場面であんなに引っかかったんだろう?」という過去の行動の説明がつく感覚があります。 自分の意思決定の癖を、責めるのではなく理解したい人に刺さる一冊です。

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出版社による紹介

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