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コトラーのH2Hマーケティング 「人間中心マーケティング」の理論と実践

コトラーのH2Hマーケティング 「人間中心マーケティング」の理論と実践

フィリップ・コトラー、ヴァルデマール・ファルチ、ウーヴェ・シュポンホルツ、鳥山 正博、大坂 裕子、石丸 由紀

KADOKAWA / 2021-09-29

累計読者数3
平均ハイライト数 25.7件/人
推定読了時間 約6時間52分
star総合評価 67/100
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この本について

仕事で「お客さんの反応が読めない」「デジタル施策を足しても手応えが薄い」と感じるときってありますよね。自分もずっと、商品そのものを磨けば何とかなると思っていたのですが、実際には“人としてどう向き合うか”のほうが抜け落ちていることに気づかされました。 この本が面白いのは、単にマーケティングのテクニックを並べるのではなく、顧客側の行動や価値観がどう変わったのかを、かなり具体的に描いてくれるところです。例えば、情報は企業から受け取るものではなく、顧客同士で勝手に集めて判断していること。あるいは、所有より“体験へのアクセス”を重視する傾向が強まっていること。こうした前提のズレがあるまま施策を積んでも、うまく噛み合わないのは当然なんですよね。 読み進めるうちに、「商品を差別化できないなら、パーソナライズ化やサービス統合で価値を再設計する」という現実的な視点や、「デジタル化は手段ではなく実現の土台」という整理が、自分の中のモヤモヤをほどいてくれました。さらに、顧客を“価値の共創者”と捉える考え方は、こちら側の姿勢を静かに問い直してきます。 特に、生活者の変化を前に「今のやり方のままでいいのか」と感じている人には刺さる本だと思います。マーケティングの話ではあるのですが、結局は“人間をどう理解するか”に立ち返らされる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

H2Hマーケティングとは、Human to Human Marketing、すなわち人間を中核に据えた、人間主体のマーケティングである。 たゆまぬ進化と引き換えに信用と効力を失いつつあるマーケティングに、「人間の役に立つとともにしっかり利益を生み出す」というかつての力と役割を取り戻すためのマーケティング手法だ。 著者らは、最新のマーケティング概念にデザイン思考、S-DL(サービス・ドミナント・ロジック)、デジタライゼーションという3つの神器を組み合わせることでH2Hマーケティング理論を完成させている。 Amazonやホールフーズ・マーケット、ウーバーなどの事例をはじめ、コロナ禍を踏まえて完成された充実の内容。 巻頭にはH2Hマーケティングの始祖である3名の著者からの日本へのメッセージ、各章末には経営学者の鳥山正博氏による日本の読者向けの解説文を掲載。 信用が通貨となった現在、H2Hは今や稼ぐための手法にとどまらず、生き残るために必要な視点である。 (本文より) H2Hマーケティングは、人間と、人間が抱える問題(H2Hの課題)の解決を中心に据え、現在欠けている信用、誠実さ、高潔さ、共感、脆弱性、建設的な対話、サステナビリティ等の問題に取り組んでいく。 マーケティングの人間的な側面を再活性化させ、パーパスと情熱を持つ事業を成功させ、世界をよりよくしていこう! <目次> 第1章 マーケティングの現状 第2章 新たなマーケティング・パラダイム――H2Hマーケティング 第3章 H2Hマインドセット――H2Hマーケティングの基盤 第4章 H2Hマネジメント――信用とブランドを重視する 第5章 H2Hプロセス――オペレーティブ・マーケティングを再考する 第6章 この難しい世界の中で
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