
スーパーファウンダーズ 優れた起業家の条件
アリ・タマセブ and 渡会 圭子
すばる舎 / 2022-04-15
この本について
起業まわりの話って、どうしても「センスある人が一発当てる世界」に見えてしまって、自分みたいな普通の人間はどこに立てばいいのか…と迷うことが多いですよね。うまくいく人の共通点を知りたいけれど、一般論や精神論ばかり聞かされると、逆に距離を感じてしまうこともあります。 『スーパーファウンダーズ』は、そのモヤモヤに対して、感覚ではなく実際のデータを丁寧に積み上げて答えてくれる本でした。たとえば「ブランド企業出身だから成功するわけではない」「創業者が一人か複数かは有利不利にならない」といった、一見“語られがちな神話”を淡々と崩してくれる部分がまず救いになります。さらに、成功した創業者の多くが最初から完璧だったわけではなく、 eleven年近い就業経験や小さめの前の成功を積み重ねていた、という現実的な姿にも妙な安心感がありました。自分の悩みや立ち位置を、一度フラットに捉え直せる感覚があります。 特に刺さったのは、多くの企業が最初から革新的な市場に飛び込んだわけではなく、「既に需要があるところから入った」という指摘や、なぜ過去に似たアイデアが失敗したのかを丁寧に調べる姿勢の重要性です。野心とか覚悟よりも、現実世界とのズレを少しずつ埋める作業のほうがずっと大事なんだなと、読んでいて肩の力が抜けました。 今のアイデアで迷っている人、キャリアがこのままでいいのか不安な人、あるいは“自分は起業に向いていないのでは”と感じている人にほど、静かに効く本だと思います。
読書インサイト
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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