
Hacking Growth グロースハック完全読本
ショーン・エリス and モーガン・ブラウン
日経BP / 2018-09-28
この本について
プロダクトの成長に行き詰まった時って、「やることは山ほどあるのに、何から手をつければいいのか分からない」という妙な停滞感がありますよね。数字ばかり眺めても進まないし、かといって闇雲に施策を回しても空振りが続く。自分も何度かそのループにはまりました。 『Hacking Growth』を読んで救われたのは、成長が止まる理由が「才能不足」みたいな話ではなく、もっと現実的なプロセスの問題だと分かったことでした。例えば、ユーザーが本当に“なくなったら困る”と思っているかを最初に確かめる姿勢や、組織の縦割りが小さな改善を延々と繰り返させてしまう現象など、自分が感じていた違和感に説明がつくシーンが多いんです。劇的な変化を起こす実験に集中するべきだ、というエピソードも刺さりました。意外と、伸びない理由は「根本を見ていないだけ」だったりします。 また、チームがいきなり高速で実験しようとして崩壊する話や、ユーザー調査をしてみたら「そもそも有料版の存在を知らなかった」という超シンプルな事実が伸び悩みの原因だった事例など、肩の力が抜けるほどリアルで、現場で起きがちな盲点を見せてくれます。 手元のプロダクトが「伸びそうで伸びない」と感じている人、あるいは小さな改善ばかり繰り返して前に進めていない気がしている人には、とても合う一冊だと思います。自分と同じように、迷っている人ほど効く内容です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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