
デザインスプリント 最短で最良の答えを導く実践フレームワーク できるビジネスシリーズ
Jasper Wu
この本について
仕事で「何が本当に問題なのか」がよく分からなくなる時があります。会議を重ねても論点が散らかって、結局どこから手をつければいいのか見えないまま時間だけが過ぎていく。自分も何度も経験してきたので、このモヤモヤはよく分かります。 この本を読んで感じたのは、デザインスプリントって“魔法の手法”ではなくて、あやふやな状況をいったん整理して、関係者全員で前に進むための現実的なやり方なんだということです。抜粋にもあるように、「銀の弾丸ではない」と言い切っているところが逆によくて、だからこそ何に効くのかがはっきりしてきます。特に、普段は集まらないステークホルダーが5日間だけ本気で向き合うというところは、現場的な視点でも納得感がありました。 自分が一番刺さったのは、「間違った課題を正しい方法で解決してしまう」危うさにしっかり触れている点です。課題の規模が適切か、関係者は誰か、リサーチ可能か、本当に投資する意思があるのか。これをチェックするだけで、後戻りコストがだいぶ変わるはずです。また、「部屋の中のゾウ」にあえて触れるためのリサーチスプリントの考え方は、普段のプロジェクトでもそのまま使えそうでした。 チームで前に進みたいけど、どこから整理すればいいのか迷っている人に刺さると思います。日常の仕事にそのまま持ち込める“判断の基準”がほしい時に、ちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
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