
プロカウンセラーが教える他人の言葉をスルーする技術
みきいちたろう
この本について
他人のちょっとした一言に引きずられて、一日じゅう気分が落ちることってありますよね。相手は軽く言っただけなのに、自分の中ではまるで“正しさの証拠”みたいに響いてしまう。気にしないようにしようと思っても、どう距離を取ればいいのかがわからない。僕もずっとそのループにいました。 この本が助けになったのは、「他人の言葉ってそもそも雑味だらけで信頼性が低い」という、ある意味で当たり前の視点を思い出させてくれたことです。相手の頭の中を読むのをやめて、外側に見える行動だけを手がかりにすること。胸がざわつく言葉は“通過できません”と内心で門前払いすること。そして、自分が確かに「これは違う」と感じる身体の感覚を判断基準に戻すこと。どれもすぐには上手にならないけれど、やってみると意外と日常が軽くなるんですよね。 特に刺さったのは、自他の境界線が曖昧になると、相手の言葉を寝室まで入れてしまうように無防備になる、という比喩です。共感しようと頑張りすぎて、一緒に溺れてしまう。それでは助けにもならないし、自分も壊れていく。この距離感の取り方は、職場でも家庭でもずっとつかめずにいたところでした。 他人の言葉に疲れやすい人、自分の基準がいつの間にか他人の基準に書き換わってしまう人には、かなりしっくりくると思います。読んだあと、世界が劇的に変わるわけではないけれど、「今日は相手の頭の中を覗かずに済んだな」と思える瞬間が少しずつ増えていきます。そんな地味だけど確かな手応えをくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





