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デザインが日本を変える~日本人の美意識を取り戻す~ (光文社新書)

デザインが日本を変える~日本人の美意識を取り戻す~ (光文社新書)

前田 育男

光文社 / 201805

累計読者数16
平均ハイライト数 18.9件/人
star総合評価 64/100
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この本について

仕事で何かを「一緒に作る」とき、相手に任せきりにしてもうまくいかないし、こちらの理想を押しつけても空回りする…そのバランスの難しさに、私もよく悩みます。特に、プロと組む場面ほど、自分の想いや基準をどう扱えばいいのか分からなくなるんですよね。 この本は、そのモヤモヤに少し風を通してくれました。たとえば、任せるところは任せつつも、大きなイメージだけは共有する姿勢。あるいは、プロ同士が感動を共有することで自然に同じ方向を見るようになる、というあの感覚。理屈よりも「一緒に心が動いたかどうか」が空気を変えるんだと、読んでいて腑に落ちる場面が多かったです。さらに、外から武器を持ってくるのではなく、自分たちの内側にある価値を掘り起こすという視点も、焦って新しい方法論を探しがちなときほど効きました。 デザインの話ではあるのですが、チームの温度をどう上げるかとか、仕事に魂を込める瞬間とは何かとか、現場に近い人ほど「分かる」となる部分が多い本です。ものづくりに限らず、プロジェクトで関わる人を同志に変えるには何が必要なのかを考えたい人に刺さると思います。 私自身、読みながら「言葉や見せ方を雑にすると、心の動く余地がなくなるんだな」と反省する場面も多かったです。仕事で迷ったときの視点の持ち替えとして、そっと置いておける一冊でした。

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