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天才の思考 高畑勲と宮崎駿 (文春新書)

天才の思考 高畑勲と宮崎駿 (文春新書)

鈴木 敏夫

文藝春秋 / 2019-05-20

累計読者数10
平均ハイライト数 14.9件/人
推定読了時間 約4時間30分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

仕事でも創作でも、目の前のテーマをどう扱えばいいのか分からなくなる時があります。自分の経験値だけでは足りないし、かといって誰かの真似をしてもうまくいかない。あの人たちはどうやって“自分の答え”をつくっていたんだろう…と考える瞬間ってありますよね。 この本が面白いのは、宮崎駿と高畑勲という「天才」を扱いながら、彼らを特別な存在として持ち上げないところです。引用とアレンジの時代にどう向き合ったのか、日常の動きをどう積み上げていったのか、そして迷いながらもテーマを自分の中で再構成していく姿が、かなり具体的に描かれています。たとえば、過去の作品から影響を受けつつも、最後は「自分の手を動かして咀嚼するしかない」とか、スタジオの空気をどう変えるかで作品の手触りまで変わるとか、現場の試行錯誤がそのまま創造のプロセスになっている感じが伝わってきます。 読んでいると、「結局のところ、自分も同じように迷っていいし、その迷いごと作品にしていいんだ」と思えてくるんです。何かをつくる人だけでなく、仕事でテーマを抱えて悩んでいる人にも効くタイプの本だと思います。特に「オリジナルって何なんだろう」「今の仕事をどう意味づければいいのか」と立ち止まっている人には刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

毎日が真剣勝負のジブリ戦記! 公開延期、スタッフの取り合い、我慢比べ、膨れ上がる予算、クーデター計画、引退宣言……。 『ナウシカ』 高畑プロデューサー曰く「間に合わないものは仕方がない」 『ラピュタ』 「もう監督はやらない」からの再出発 『トトロ』 はじめは原作脚本・宮崎、監督・高畑だった 『火垂るの墓』 未完成のままの公開 『紅の豚』『ぽんぽこ』 「俺が豚をやったんだから、高畑さんは狸だ」 『もののけ姫』 「エボシ御前は殺すべきじゃないですか」 『山田君』 「おもしろすぎるエピソードは外しましょう」 『千と千尋』 壁一面のイメージボードを捨てた日 ジブリの名作はこうして作られた! 『風の谷のナウシカ』から『となりの山田くん』、『風立ちぬ』まで。二人の天才を最も間近で支え続けたプロデューサーがついに語ったジブリ19作品の内幕。誰よりも互いを認め合った二人の生々しい激闘、強烈過ぎる個性、創作の秘密が惜しみなく明かされる。 最初で最後 高畑、宮崎、鈴木の特別鼎談収録

目次

スタジオジブリへの道
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