
2度目の会話が続きません
野口敏
サンクチュアリ出版 / 2022-04-07
この本について
人と話すとき、初対面はそこそこうまくいくのに、2回目になると「あれ、この人と何を話せばいいんだっけ…」と急にぎこちなくなることがあります。相手の興味を引く話題も思いつかないし、質問しても広がらない。沈黙が続くと、つい語尾を伸ばして場を埋めてしまう。僕自身、仕事でもプライベートでもこのパターンをよく踏んでいました。 『2度目の会話が続きません』は、その「モヤッとする原因」を一つずつほどいてくれる本でした。特徴的なのは、テクニックを並べるのではなく、会話の前提にある「相手への興味」「自分の感情」といった土台の部分を扱っているところです。たとえば、相手の話を映画みたいに映像で思い浮かべるだけで、驚くほど聞き方が変わるし、質問を急がず、相手が発した小さな“サイン”にのるだけで、話は自然と転がっていきます。それに、一度目の会話をよく思い出し、相手自身に焦点を当てて話題を作る感覚は、実際にやってみるとかなり効きます。 もう一つ刺さったのは、「自分の感情を押し殺していると、他人への興味も湧かなくなる」という指摘でした。忙しさに押されて、自分の怒りやしんどさを感じる余白がなくなると、共感のスイッチが入らない。ここを整えるだけで、会話の質が変わるというのは、個人的に大きな発見でした。 人と話すのが苦手というより、「どうつながればいいのか」がわからない人にこそ、静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





