
アドラーに学ぶ部下育成の心理学 「自ら動く部下」が欲しいなら ほめるな叱るな教えるな
小倉 広
日経BP / 2014-08-12
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推定読了時間 約2時間19分
star総合評価 74/100
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この本について
部下の行動がどうにも噛み合わない時って、「なんであの人は動かないんだろう」と相手の内面に踏み込んで考えがちですが、結局わからないまま終わることが多いですよね。僕も数字が厳しいのにランチをのんびり楽しむ部下を見て、つい口出ししたくなる側でした。でも、この本を読むと、その前に上司として整えるべきものがあったんだと気づかされます。 印象に残ったのは、行動を変えるのではなく、まず環境を変えるという視点です。誘い水を注ぎ続けても自立にはつながらないし、原因分析をぶつければ相手の勇気をくじいてしまう。だからこそ「あなたはどうしたいの?」と意思を確認する問いに戻る。さらに、自然の結末を体験してもらうには事前告知と信頼関係が欠かせない、という地に足のついた考え方がすっと入ってきました。 結局のところ、ほめるでも叱るでもなく、支配でも放任でもなく、「自分で考えて動ける環境」を淡々とつくる。そのための具体的な言葉の選び方や距離感が、この本には実務レベルで書かれています。部下との関係で無理をし過ぎている人、自分がコントロールに寄りがちな気がする人には、静かに効く一冊だと思います。
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出版社による紹介
1人でも多く「使える部下」が欲しい――そんな切実な思いを抱えながら、日々、部下の育成に心を砕くマネジャー。 だが、多くの場合、その育成法は間違いだらけだ。「ほめて育てる」「叱って育てる」「教えて育てる」といった“常識”がいかに的外れか。 「教育の心理学」とも言われるアドラー心理学の視点から、“本当に効く”部下育成術を伝授する。
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