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ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告

ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告

日経コンピュータ

日経BP / 2022-03-18

累計読者数12
平均ハイライト数 15件/人
推定読了時間 約6時間14分
star総合評価 61/100
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この本について

仕事でシステムトラブルの話を聞くたびに、「結局どこが本質なんだろう…」とモヤモヤすることがあります。現場の声が届かない、組織が萎縮して判断が鈍る、テストの不備がなぜ見逃されるのか。どこか自分の職場にも似た空気があって、他人事に思えないことが多いんですよね。 『ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告』は、あの大規模障害を「責任探し」ではなく、組織と運用のリアルとして描いています。読者が保存していた抜粋を見ると、刺さっているのは単なる技術的な失敗ではなく、「言うべきことを言えない風土」や「部門が分断されることで起きる誤認」「テストしないまま積み上がるリスク」といった、人側の問題がシステム障害を呼び込んでしまう構造そのものだと思います。自分の職場に当てはまる場面を、嫌でも重ねてしまうはずです。 読んでいて特に効いたのは、まず“複雑さはゆっくり蓄積し、最後に一気に破綻する”という点。DBやミドルウェアがバラバラに選ばれ、誰も全体像を持たず、結果として運用の判断ができなくなるプロセスが克明に描かれています。次に、現場の小さなアラートが見逃され、情報が正しい部署に届かず、状況認識がズレたまま意思決定が進んでいく過程。これは技術の話というより、組織のコミュニケーションの問題そのものです。そして、米国企業のように失敗から学び続ける姿勢がないと、同じ論争と対立を延々と繰り返すだけになるという指摘も、胸に刺さります。 「自分の組織は大丈夫か」と少しでも不安になる人に刺さる一冊です。技術の話に見えて、実は人と組織の話。一緒に働く環境をどう良くしていくかを考えるきっかけになりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

みずほ銀行の失敗を教訓に、組織のレジリエンシー高めるための方策を探る。
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