
英語の勘3 ネイティブのように話す方法 英会話の基本発想と語彙 (NipponDream)
上川一秋 and ジーナ ジョージ
ハーパーコリンズ・ジャパン / 2024-02-19
この本について
英語を話すとき、「頭では文法がわかっているのに、口がついてこない」「言いたいことはあるのに最初の一語でつまずく」みたいなモヤモヤってありますよね。僕も同じで、英会話になると急に“正しい英語を組み立てなきゃ”と力んでしまって、会話の流れが止まることがよくありました。 この本がおもしろいのは、英語を“完璧に組み立てる”より、“とりあえず動き続ける”ほうが大事だと示してくれるところです。Iと言って詰まったらアイア〜とつなげばいいとか、知らない名詞はとりあえずthe thingで逃げればいいとか、そういう現場レベルの「息継ぎの仕方」まで書いてある。本気で会話しているときのネイティブが、実際にどんなふうに時間を稼ぎながら話しているのか、そのまま教えてくれる感じです。さらに、セリフを入れるときはI’m like…で導線を作るとか、経験をそのまま時系列で実況中継するように話すなど、英語の“思考の流れ”まで見えてきます。 個人的に一番効いたのは、「専門的な内容でも、難しい単語を使わず、状況を物語として語れば伝わる」という部分でした。研究内容を説明する例があるのですが、書き言葉の難しさを全部はぎ取って、チームとの会話として語り直していく。そのやり方なら、自分の仕事の話でも急に英語で説明できそうな感覚が生まれるんですよね。 英語学習の停滞は、語彙不足より“話し方の作法”を知らないせいかもしれません。型にはまった例文より、呼吸やつなぎ言葉のほうが助けてくれる。そんな感覚にピンと来る人には、かなり刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
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