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やめるな外科医 泣くな研修医4 (幻冬舎文庫)

やめるな外科医 泣くな研修医4 (幻冬舎文庫)

中山祐次郎

幻冬舎 / 2022-04-07

累計読者数3
平均ハイライト数 1.3件/人
推定読了時間 約3時間37分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事がしんどい日の夜って、机に向かったまま深呼吸だけして終わることがあります。何か大きな決断を迫られているわけじゃないのに、積み重なった疲れをどう扱えばいいのか分からなくなる感じです。今回の抜粋を見ていて、静かな部屋でブーンと機械が鳴る音とか、誰かが黙ってビールを注いでくれる瞬間とか、そういう“ひと呼吸の場面”に反応している人が多いんだろうなと思いました。物語の大きな山場ではなく、ああいう生活の手触りに近いところ。 『やめるな外科医』は、派手なドラマで押し切る本ではありません。むしろ、外科医というハードな現場にいながら、日常のちょっとした会話や、誰かのために手を止める時間がどれだけ人を支えているのかが淡々と描かれています。読んでいて感じたのは、頑張り続けるしかない日々の中でも、誰かの「ありがと」みたいな一言でなんとか折れずにやれている、あの感覚です。そういう温度の描写が多いので、読者自身の仕事や家庭の場面にも自然と重なります。 医療の話に興味がなくても、現場でギリギリ踏ん張っている人の息づかいに触れたい人には合うと思います。特に、誰かの支えになりたいのに、自分の余裕がどこにあるのか分からなくなっている人に届きやすい本です。物語を追うというより、自分の生活の輪郭が少しやわらぐような読み方ができました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

雨野隆治は三十歳の外科医。受け持ち患者が増え、大きな手術も任されるようになった。友人の癌患者・向日葵は相変わらず明るく隆治を振り回すが、病状が進行しているのは明らかだった。ある夜、難しい手術を終えて後輩と飲みに行った隆治に、病院から緊急連絡が入り......。現役外科医が生と死の現場を圧倒的リアリティで描く人気シリーズ第四弾。
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