
写真はわからない~撮る・読む・伝える――「体験的」写真論~ (光文社新書)
小林 紀晴
光文社 / 2022-04
累計読者数3
平均ハイライト数 9件/人
推定読了時間 約5時間36分
star総合評価 41/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 14%
この本について
写真って毎日のように触れているのに、いざ「いい写真って何だろう」と考え始めると途端にわからなくなる。スマホで誰でも撮れる時代だからこそ、自分の感覚が正しいのか不安になったり、撮りたい理由すらぼやけてしまったり。僕自身、写真を見るのは好きなのに、その“読み方”になると急に自信がなくなる瞬間があります。 この本は、そのモヤモヤに変に答えを押しつけてこないところが助かります。写真は人によって読み方が違うし、偶然の要素も強いからこそ「わからないまま進むこと」に価値があるという視点が腑に落ちました。また、何を撮るかより「何を撮らないか」が見えてくる瞬間の話や、機材を変えることで見え方が強制的に変わるという実感は、写真に限らず仕事にも通じる感覚だと思います。さらに、“写真より興味のあるものを持っている人が強い”という言葉は、表現に対する肩の力を少し抜いてくれました。 写真を仕事にしている人だけでなく、「自分の感性に自信が持てない人」にもすっと入る本です。わからないまま立ち止まっていた部分に、静かに手を添えてくれるような内容でした。
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出版社による紹介
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