
1分見るだけで頭が劇的によくなる 瞬読式ノート術
山中 恵美子
SBクリエイティブ / 2022-07-22
この本について
仕事の話を聞いてもすぐ忘れるし、本を読んでも大事なところだけ抜け落ちていく。ノートを取れば取るほどごちゃついて、後で見返す気になれない。自分もずっとこのモヤモヤを抱えていました。「まとめたい」と「覚えたい」の間で迷い続けたまま、ページだけが増えていく感じです。 この本を読んで印象的だったのは、ノートを“情報を保存する場所”ではなく“自分の頭に定着させる場所”として扱っているところです。文字を減らしてイメージに置き換えると、情報が急に「自分のもの」になる感覚があります。自分の手で描いた稚拙なイラストでも、驚くほど記憶に残るのは新鮮でした。あと、復習は時間をかけるよりも回数が大事、というのも肩の力が抜けました。完璧なノートを仕上げる必要がなく、一瞥して思い出せればそれで十分と言い切ってくれるのはありがたかったです。 もうひとつ助かったのは、「書かなくていいことは書かない」と徹底している点です。知っていることまで律儀に書き込んでいた癖をやめるだけで、ノートの視界が一気に開けました。方眼ノートを使って重要度で文字の大きさを変えるなど、実際の行動に直結する“手の動かし方”が具体的なのもありがたいところです。 情報を自分の言葉で整理できない、ノートは取っているのに思考が前に進まない、そんな人には刺さると思います。丁寧にまとめるより、自分の頭を動かすためのノートを書きたい人にちょうどいい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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