
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)
美崎 栄一郎
Nana Corporate Communicatio / 2009-09
この本について
仕事のメモを振り返ったとき、「何を書いていたんだっけ…」と自分でも迷子になることがよくあります。会議の議事録も、アイデア出しも、やっているつもりなのに次に活かしきれない。ノートは毎日使っているのに、どこか噛み合わない感じがずっと残っていました。 この本を読んで印象的だったのは、ノートを「覚える場所」ではなく「忘れるために置いておく場所」として扱っている点です。あとから使う前提で書くから、雑でもいいし、キーワードだけでも十分。むしろその雑さのおかげで、曖昧な思いつきも残せて、後になって役に立つことがある。さらに、予想と結果を並べて書くという方法は、会議でも日々の仕事でも、自然と自分の判断軸が育っていく感覚がありました。記録しておくことで、うまくいかない理由も見えやすくなるのが便利です。 もうひとつ腑に落ちたのは、デジタルとアナログを分けずに使う姿勢です。検索はデジタルが得意だけれど、経験や違和感みたいなものは手書きのほうが拾いやすい。付箋や三冊のノートを組み合わせて「すぐ取り出せる状態をつくる」考え方は、忙しいときほど効きました。 ノートはきれいにまとめるより、日々の判断を残しておきたい人に向いている本だと思います。僕と同じように、ただメモを取っているだけで終わってしまいがちな人には、使い方の視界がかなり開ける一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)
佐藤 可士和
The Willpower Instinct: How Self-Control Works, Why It Matters, and What You Can Do to Get More of It (English Edition)
Kelly McGonigal Ph.D.
脱ムダ、損、残念! 今度こそ、やめる技術―――ダメな自分をやめるコツ43
美崎栄一郎
CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる
J.C.カールソン, 夏目 大, and 佐藤 優
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