
すべての子どもに「話す力」を――1人ひとりの未来をひらく「イイタイコト」の見つけ方
竹内明日香
英治出版 / 2022-05-28
累計読者数4
平均ハイライト数 16.5件/人
推定読了時間 約3時間24分
star総合評価 52/100
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この本について
人前で話す場面になると、言いたいことが整理しきれなかったり、準備した原稿にしがみついてしまったり、気づけば「伝える」より「失敗しない」ことが目的になっていること、けっこうありませんか。子どもに限らず、大人でも同じだと思います。僕も仕事で話すたび、「本当にこれ、自分の言葉になってるのかな」と不安になることがあります。 この本がおもしろいのは、話す技術を教えるというより、「自分の意見がないとそもそも心は動かせない」というところに真正面から向き合っている点です。イイタイコトを見つけるために、調べて、深めて、また選び直す……という往復作業が丁寧に描かれていて、話す力って“準備量”ではなく“思考の濃度”で決まるんだなと実感させられます。また、声が震えたり手汗が出るのは能力の問題ではなく脳の反応だという説明もあって、場数が足りない自分を責めがちな人にはかなり救いになるはずです。 もうひとつ刺さったのは、「自己開示」を大切にする姿勢です。経験や感情を少しだけ差し出すことで、聞き手の態度が変わる瞬間ってたしかにあるんですよね。子ども向けの本ではありますが、大人が自分の話し方を見直すきっかけにもなります。 学校や職場で「伝える役割」が増えてきた人、あるいは子どもの“話す力”をどう伸ばせばいいか悩んでいる人には特に刺さると思います。
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出版社による紹介
「伝わった!」は、一生ものの自信になる。 学年とともに言えなくなる意見、出せなくなる個性── 子どもに宿る可能性は、「プレゼン力」で開花する。 学力や普段の生活まで変えるこの力は、どうすれば育めるのか? 受講者40,000人以上、公教育の場でリピートされる人気プログラムのエッセンスを凝縮! 「話す力」のHow:どうすれば子どもの「話す力」を育めるのか? 8年間の活動のなかで練り上げた実践のヒントを、「考える」「伝える」「見せる」の3ステップで紹介! 子どもが安心して発信できる環境づくり・声かけの例も ・イイタイコトを見つけやすくする4つの習慣 ・道具いらずですぐにできる3つの発声トレーニング ・「新聞づくり」との違いを意識しよう ・「話せるクラス」に必要なこと ・こんな子がいたら──ケースごとの寄り添い方 ・「第三の大人」だからこそ見つけられるものがある ...etc 「話す力」のWhy:「話す力」はなぜ重要で、どうしていまの日本では育たないのか? 「正しさ」よりも「好き」を語れる教育・社会のあり方とは? 「社会・文化」「教育政策」「学校経営」「授業現場」の4層で分析し、豊富な現場エピソードとデータから提言! 目次 第1章 どんな子でも、話せるようになる 第2章 教育のラストワンマイル──なぜいま「話す力」は重要なのか 第3章 考える力──一番多くの時間を割くべきところ 第4章 伝える力──日本人の弱点、けれど鍛えれば即効性があるもの 第5章 見せる力──陥りがちな罠に注意、けれど絶大なパワーを持つもの 第6章 「話せるクラス」に必要なこと 第7章 4層のチャレンジ 第8章 大人の私たち一人ひとりにできること 第9章 「話せる国」に向かって
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