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文学こそ最高の教養である (光文社新書)

文学こそ最高の教養である (光文社新書)

駒井 稔 and コウブンシャコテンシンヤクブンコヘンシュウブ

累計読者数15
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約12時間
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%

この本について

仕事でも日常でも、「自分で考える力が落ちてる気がする」とか、「役に立つことばかり求めすぎて、読む楽しさを忘れてるかも」と感じる瞬間がありませんか。僕もそうで、つい即効性のある知識に流れがちなんですが、この本を読んで少し呼吸が深くなった気がします。 『文学こそ最高の教養である』は、文学を“実用”として扱わないところがまず心地いいんです。マノン・レスコーの奔走や、貴族社会の崖っぷち感みたいな具体的な物語を通して、人間がどこまで自由を求めてしまう生き物なのかを追体験させてくれる。読んでいるあいだだけでも、自分の「知らなさ」を素直に認められるようになるところが、この本の一番の効き目です。それに、言語の違いから見える思考の癖や、抽象性をどう扱うかという話が、普段のコミュニケーションにじわっと影響してくるのも面白いところでした。 役に立つかどうかを先に考えすぎている人ほど、こういう“遠回りの教養”に救われる瞬間があると思います。すぐに成果につながらなくても、読む前より世界の感じ方が少しだけ豊かになる。そんな変化を求めている人には、とても静かに刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

混迷の深まる現代に、何らかの指針を求めつつ、現実世界をひたむきに生きる人々にとって、文学は「即効性のない教養」として、魅力的、かつ有用な存在ではないだろうか。登場人物も作者も、じつは私たちと同じような世界に生きていた「隣人」。とはいえ、古典文学は、なぜかいまだに敷居の高いジャンルと思われていることも事実だ。新訳シリーズとして人気の「光文社古典新訳文庫」を立ち上げた駒井稔が、その道の専門家である翻訳者たち十四人に、初歩的なことから果敢に話を聞いた。肩の力を抜いて扉を開け、名翻訳者たちの語りを聞くうちに、しだいに奥深くまで分け入っていく...。紀伊國屋書店新宿本店で続く大人気イベントを書籍化。イベントのもっとも刺激的で濃厚な部分を再現する。
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