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読書という荒野 (幻冬舎文庫)

読書という荒野 (幻冬舎文庫)

見城徹

累計読者数30
平均ハイライト数 10.6件/人
推定読了時間 約4時間52分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%

この本について

仕事に追われていると、「読んでいるのに身になっていない気がする」「知識は増えているはずなのに、思考が浅いまま」というモヤモヤが出てきませんか。僕もずっとこれに悩んでいて、インプットを増やすほど逆に自分の言葉が薄まっていく感じがしていました。 『読書という荒野』が刺さったのは、読書を“情報取得”から解放してくれたところです。著者は、教養とは知識量ではなく、自分の心が揺れた瞬間を軸にすることだと語ります。読んで震えた場面を丁寧に拾い上げていくと、気づけば思考の筋力がついている。この感覚は、机上のノウハウ本をいくら読んでも得られません。また、物語の苛酷さに触れながら自己検証や自己嫌悪を繰り返すことで、自分の弱さを直視する勇気も育つ。「人が寝ているときに眠らない」という極端な努力論も、努力そのものより“自分と向き合い続ける態度”の話として読むと、妙に腹に落ちました。 同時に、この本は「全部メモしなくていい」という逃げ道も用意してくれます。感じたことを心に置いておくだけでも、いずれ糠床みたいに熟成して言葉になる。読書に疲れていたときに、この一文にずいぶん救われました。 “知識は増えるのに自分が変わっていない気がする人”にはとても静かに効く一冊です。無理に前向きにさせるのではなく、読書そのものの意味をもう一度自分の手に取り戻させてくれます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

人は、自分の「言葉」を獲得することで、初めて自分の人生を生きられる―。見城徹はいかにして道を切り拓いてきたのか?正確な言葉がなければ、深い思考はできない。深い思考がなければ、人生は動かない。読書をして自己検証する。自己否定する。自己嫌悪との葛藤の末に自分の言葉を獲得する。出版界の革命児が突き付ける、究極の読書論。
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