
精神科医が教える 良質読書
名越康文
かんき出版 / 2018-12-17
累計読者数16
平均ハイライト数 19.1件/人
推定読了時間 約2時間11分
star総合評価 60/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 26%
この本について
「読んでるのに、頭に残ってない気がする」「知識がただ積み上がるだけで、仕事にどう効いてるのか実感がない」。読書好きの人ほど、こういうモヤモヤにぶつかりやすいと思います。僕も同じで、読む量だけ増えていくのに、自分の中で“何かがつながった”感覚が出てこない時期が長くありました。 名越さんの『良質読書』が面白いのは、読書を“知識の取得”ではなく“自分とのやりとり”として捉え直してくれるところです。たとえば、知識をそのまま増やすのではなく、既に持っているもの同士が共鳴して再構成される瞬間こそ価値になるという視点。あるいは、予測がつく部分は飛ばしてでも、ひらめきが起きる地点まで越境していく読み方。さらに、読む・考える・書くを小さく回していくことで、知識が自分の言葉に翻訳されていく感覚も掴みやすくなります。 結局のところ、この本が教えてくれるのは「読書の量ではなく、読書を通じて何が再配置されるか」ということなんだと思います。学ぶことそのものが娯楽になるタイプの人には特にしっくりくるはずですし、読書の迷子になっている時に手元にあると、少し呼吸がしやすくなります。 本を“こなす”感じに疲れてきた人にこそ、静かに効く一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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出版社による紹介
「不親切な本」こそが、自分を成長させてくれる本。 「不親切な本」とは、今の自分の能力では読むことが難しい本です。本書ではこのような本を「限界を超える本」と呼びます。古典といわれる作品、名著と呼ばれる本など、今の自分の読解力や教養では理解できそうにない本。つまり、さまざまなジャンルの頂点に位置する“頂にある本”です。 これからの人生をよりよく生きるためには、読書は必要不可欠です。しかし、今の自分の能力の範囲内で読める「親切な本」だけを読むとしたらどうでしょうか?自分がラクにできる筋トレをしても筋肉がつかないのと同じように、「親切な本」を大量に読んだとしても本当の成長には結びつきません。 ウンウンうなりながら、1日数ページ、ときには数行しか読み進めることができない「限界を超える本」に挑戦してこそ、人生で経験するさまざまな「限界」や「壁」を乗り越えることができるのです。 「量」だけを追うのはもったいない読書。 人生に資する「良質」な読書をしよう。 本書は、読書が苦手な人にこそ読んでほしい一冊です。なぜなら、著者自身、読書が苦手だからです。本書では、30歳まで本を読まなかった精神科医の著者が、試行錯誤しながら身につけた読書術を紹介します。 たくさん読む、速く読むことが「いい読書」と思われがちですが、本書で紹介する読書術は、まったくその逆です。つまり「量」ではなく「質」にこだわる読書術です。 本を読むことは間違いなくいいことです。ですから、本書で身につけた読み方で、さらに「良質」な読書を楽しんでください。
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