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毎日トクしている人の秘密

毎日トクしている人の秘密

名越康文

PHP研究所 / 2014-04-30

累計読者数4
平均ハイライト数 12.8件/人
推定読了時間 約2時間13分
star総合評価 36/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

仕事や人間関係で何かあるたびに気持ちが大きく揺れる日ってありますよね。頭では「気にしすぎだ」と分かっていても、未来の不安が勝手に立ち上がってきて、今やることに集中できない。僕自身もずっとそのループにハマりやすくて、「もう少し大きな視点で物事を見られたら楽なんだろうな」と思いながら過ごしていました。 名越康文さんの『毎日トクしている人の秘密』は、そういうときに“視点の幅”を取り戻してくれる本でした。たとえば、不安は未来を予測することで生まれるから、「今ここ」に注意を戻すことで余計な妄想から距離が取れること。逆に、百年後くらいの時間軸で物事を眺められると、目の前の不幸や雑事にいちいち振り回されなくなること。この両方の感覚を行き来できると、気持ちの揺れ幅が自然と小さくなっていくんだと思います。名越さんの言う「人間の器の直径」が時間感覚で決まるという言葉は、個人的にもすごく腹に落ちました。 さらに、この本では「自分の感覚世界を言葉にしていく」ことの大事さも語られています。自分の言葉がどんなふうに自分の中で落ち着いていくのか観察できるようになると、他人の価値観に巻き込まれにくくなるし、相手との距離の取り方も自然と変わってきます。一人の時間を意図的につくることの意味が、感情論ではなく現実的な技術として語られているのも印象的でした。 日々の不安に飲まれやすい人、視点の切り替えが苦手な人には特に静かに刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

毎日を楽しんで過ごしている人は、どのようなことをしているのでしょうか。著者自身が、年を経るごとに、人生におけるいろんなことが楽になっていくことを実感しているようです。年を取って、お世話になる人が増えて、人に頭を下げる場面が増えると、人の好意を素直にありがたいと思えるようになる。そんな感謝の気持ちが、「徳」(トク)を積むことにつながるといいます。「本当の幸福とは何か」をテーマに、様々な角度から思考していく。その姿に、共感を得る人も多いのではないでしょうか。本書は、「『今ここ』に集中する」「『気持ち悪さ』を大事にする」「『場の力』を知る」「付き合う相手で八割決まる」など、不安に思う心や悩みの正体を見つめ、少し「得」(トク)したな、と明るい気分で生きていくための方法を紹介します。不安は心の内面にあり、現実にはまだ起こっていないのだということに気づけば、きっと気持ちが楽になります。 【PHP研究所】
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