
頭のよさとは「説明力」だ (詩想社新書)
齋藤孝
詩想社 / 2019-09
この本について
人に説明するとき、「あれ、思ったより伝わってないな…」と感じること、けっこうありませんか。自分では順番に話しているつもりなのに、相手の表情が迷子になっていくあの感じ。僕も仕事の報告やちょっとした近況説明で何度もつまずいてきました。 この本が助かったのは、説明の上手さってセンスではなく、時間感覚・要約・例示という三つの技術で組み立てられる、と割り切って教えてくれたところです。特に「まず相手が知りたい部分から入る」「ポイントは三つに絞る」「例示は相手の好みに合わせる」といった現場レベルのコツが、そのまま日常で使える実用度でした。説明が途中で遮られても大事なところだけは届けられるように、最初からゴールを見せてしまう、という発想にも救われました。 もうひとつ刺さったのは、「わかった感を連続させる」説明の流れを自分でつくれるようになる点です。通説butで意外性を出して、三つのポイントを示して、短い具体例で着地する。これを知ってから、会議でも雑談でも話が散らかりにくくなりましたし、相手の表情がついてきているかを気にする余裕も少し生まれました。 説明の場面でつい長く話しすぎてしまう人、報告で核心に届かないと言われがちな人、あるいは「自分の話がどこで噛み合わなくなるのかよくわからない」という人には、とても実用的に刺さると思います。僕と同じように、説明そのものがちょっと苦手だと感じているなら、一度手に取ってみる価値はあります。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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