
家を買いたくなったら 令和版
長谷川 高
WAVE出版 / 2019-09
この本について
家を買う話って、考え始めた瞬間から急に“勉強しなきゃいけないこと”が増えますよね。ローン、築年数、管理状況、遮音性…どれも聞いたことはあるけど、実際に自分が判断するとなると一気に不安になる。営業の人は全部教えてくれるわけでもないし、「このまま進めて大丈夫なんだろうか」という落ち着かない感じ、すごくよく分かります。 この本がありがたいのは、ふわっとした「知識」じゃなくて、現場で本当にトラブルになりやすいポイントを一つずつ潰してくれるところです。例えば、古いマンションのスラブ厚や戸境壁の違いがどれだけ騒音に影響するのかとか、修繕積立金が安すぎる物件がなぜ危険なのかとか、普段は気づけない “生活そのものに直結する部分” がかなり具体的に書かれています。内覧会のまわり方も、「どこを、どうチェックすれば後悔しないのか」という実践レベルの話で、これを知ってるだけで安心感がぜんぜん違うはずです。 さらに、ローンに関しても「いくら借りられるか」ではなく「いくら返し続けられるか」という地に足のついた視点で語られていて、手元にどれだけ残しておくべきか、固定金利をどう考えるかなど、未来の自分に無理をさせない判断基準が手に入ります。物件を見る時の姿勢についても、勢いで決めないための“距離感”が丁寧に書かれていて、読んでいて変な煽りがないのも良かったところです。 勢いより、静かに情報を積み重ねて判断したい人。営業トークの表層じゃなくて、長く住むためのリアルな条件を知っておきたい人。そんな人にとても合う一冊だと思います。僕自身、家探しのモヤモヤが少し現実的な言葉に変わった感覚がありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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