
ノウイング
アンドウ ミフユ
サンマーク出版 / 2022-05-27
この本について
最近、「やりたいことが見えないまま毎日が進んでいく感じがする」と言われることがよくあります。頭では何とかしなきゃと思っても、心がついてこなかったり、そもそも動く気力がわかない時期ってありますよね。僕自身もそういう時、無理に目標を作ろうとしてさらに疲れる、みたいな悪循環がありました。 『ノウイング』が面白いのは、そういう“空回りしている感じ”から抜け出すヒントが、日常の小さな行動や感情の扱い方にあると教えてくれるところです。結果を期待してあれこれ計画するより、まずは心の状態を整える。大きな決断は突然やってくるものではなく、小さな選択を丁寧に積んできた延長にやってくる。同じ言葉はよく聞くけれど、この本は「実際にどんな状態だと気づけなくなるのか」まで踏み込んでいて、シンクロニシティを見過ごす理由や、焦りが直感を鈍らせる仕組みが腑に落ちました。 特に、未来は自分の前に用意されているという考え方や、幼い頃に時間を忘れて夢中になったことがヒントになるという話は、自分の感情のセンサーがどれだけ鈍っていたかに気づかされます。派手な変化を期待するより、まず感情をプラスマイナスゼロまで戻すこと。そうしているうちに「次の未来」が勝手に輪郭を見せてくる。この温度感がちょうどよいんです。 今の自分の選択に自信が持てない人、自分の“好き”がわからなくなっている人には特に刺さると思います。焦らずに前に進みたいときの、静かな道しるべになる一冊でした。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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