
決めれば、叶う。
浅見 帆帆子 and Honami
KADOKAWA / 2022-09-01
この本について
最近、「やりたいことがあるのに気力がついてこない」「頑張っているはずなのにモヤモヤだけが残る」と相談を受けることがよくあります。自分の気持ちより“べき”や周りの空気を優先していると、いつのまにか心の感度が鈍っていくんですよね。僕も同じタイプなので、そのしんどさはよくわかります。 この本が面白いのは、「叶えるために努力しろ」ではなく、「自分のエネルギーが上がる選択がいちばん現実を動かす」というごく日常的な視点から話が始まるところです。たとえば、ワクワクしない選択はそもそも拾わなくていいとか、叶えたい未来は細かく詰めきらなくても“モヤモヤしないところまで”で十分だとか、こちらが身構えずに読める感覚があるんです。個人的には、空車のタクシーを見つけられた経験のくだりのように、「なんか知らんけど、こうなる気がする」と軽く思い込むだけで行動が変わる、という話が妙にリアルでした。 読み終えると、「無理に頑張らなくても、気が乗る方向に少しだけ舵を切ればいいのか」と、肩の力が抜けていきます。ぶっ飛んだ夢を描くことも推されているけれど、それは“願望を大きくしなさい”という意味じゃなく、今の自分をワクワクさせるための仕掛けなんですよね。未来の形に執着しすぎず、でも心の動きにはきちんと耳を澄ませる。そのバランスがわかる一冊です。 「やりたいことがあるのに、いつも“その日のうちにやるべきこと”で埋もれてしまう人」に、特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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