
川のほとりに立つ者は
寺地はるな
累計読者数4
平均ハイライト数 7.8件/人
star総合評価 48/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 44%
この本について
人と関わっていると、「なんでこの人には通じないんだろう」「あの場でちゃんと断れなかったのは自分のせいか」みたいな小さなつまずきが、じわじわ心に残ることがあります。仕事でも日常でも、相手の背景なんて本当は見えないのに、つい自分の物差しで測ってしまうこともありますよね。 『川のほとりに立つ者は』は、その“見えなさ”に目を向けざるを得なくなる物語でした。登場人物たちが、相手の態度の裏にある石の形を少しずつ理解していく過程がとても静かで、でも鋭いです。誰かの「できません」という一言を軽い反抗ではなく、その人なりの痛みや誇りの表れとして捉え直す視点。善意のつもりでしていた振る舞いが、実は相手に負担をかけていたかもしれない、という気づき。そのどれもが、自分のふるまいをそっと見直すきっかけになります。 正解を急がず、距離の取り方を試しながら関係を続けていく登場人物たちを見ていると、人との関わりって“うまくやる”より“ていねいに考える”方がずっと大事なのかもしれないと思わされます。相手も街も自分も変わっていく中で、それでも向き合いたい気持ちが残ることもある。そんな揺れを抱えたまま生きている人に刺さる本です。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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出版社による紹介
寺地はるな最新作!コロナ時代、「当たり前」が崩れゆく中で恋人達は――。他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。
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