
THE FORMAT
石倉 秀明
サンマーク出版 / 202211
この本について
仕事の報連相を書いていて、「これで伝わってるのかな…」と不安になること、僕もよくあります。相手の感情が読めなくて、必要以上に慎重になったり、逆に情報を削りすぎて後から質問が増えたり。結局、文章を書くこと自体がプレッシャーになってしまうんですよね。 『THE FORMAT』を読んで気づいたのは、文章力の問題というより、“相手が判断しやすい材料を、過不足なく置けているか”だけなんだということでした。たとえば「今いるところ」「行き先」「目印」を地図みたいに書くことで、読む側の迷いが一気になくなる。あるいは曖昧な言い回しをやめて「金曜に電話します」「ご無理をかけていませんか?」と具体的に書くだけで、相手の感情を想像しすぎる時間が減る。このあたりは、日々の業務で即使える実感が強かったです。 もうひとつ大きかったのは、やりとりを会話として分割する発想。全部を一度で説明しようとするから長文になり、読む負担も増えてしまう。むしろ「ここから先は会話で進めます」と区切ることで、コミュニケーションのストレスがぐっと下がる。さらに、そのやりとりを後でまとめれば「文書の財産」になり、同じ相談を繰り返さなくて済むのも地味に助かります。 書く仕事が増えてきたと感じている人、リモート環境で意思疎通にモヤモヤしている人には、とくに刺さる本だと思います。自分の文章を劇的に変えるというより、日常のやりとりが確実にラクになる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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