ヨムナビ
企業価値創造を実現する 人的資本経営 (日本経済新聞出版)

企業価値創造を実現する 人的資本経営 (日本経済新聞出版)

吉田寿、岩本隆

日経BP / 2022-11-11

累計読者数4
平均ハイライト数 17.3件/人
推定読了時間 約5時間2分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 12%

この本について

人事まわりのデータを集めても、「で、これをどう経営に結びつければいいんだろう…」というモヤモヤってありますよね。数字にしづらいし、そもそも何を示せばいいのかも曖昧で、現場としても経営としても腹に落ちないまま時間だけ過ぎていく感じがあると思います。僕自身、このあたりはずっと霧の中を歩いているような感覚でした。 この本が面白いのは、抽象論よりも、各国で進んでいる開示の流れやISO 30414の基準、企業がどうデータを整えて運用しているのかという“実務の足場”がかなり細かく描かれているところです。例えば、どんな人的資本データを揃えるべきかが国際規格として整理されてきたことや、企業が実際にどこまでデータドリブンに移行しているのかが具体的に示されていて、「なるほど、この順番で積み上げていけばいいのか」と視界がひらける感じがあります。また、人的資本報告を作るときに、単にメトリックを並べるのではなく、戦略と物語をどうつないでいくのかという視点も、悩みがちなポイントに丁寧に触れています。 制度やフレームの知識だけで終わらず、現実の企業がどんなスピードと苦労で変わっていくのかが見えるので、「一気に完璧にはできなくて当たり前だよな」と変に肩の力が抜けます。人的資本経営を“言葉のまま”で止めず、組織で何を変えていくかを考えたい人には特に刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ヒトこそ価値の源泉、最重要資本である! 「国際規格ISO 30414」 「人材版伊藤レポート」 「サステナビリティ報告」…… SDGs時代のグローバル標準に対応した人材マネジメントとは? 味の素、エーザイ、オムロン、花王、ソニー、SOMPO HDなど先進企業の取り組みも紹介しながら、その基本を実践的に解説。 ◇「金融資本主義」から「人的資本主義」へ 「人権尊重」「人本主義」など、「人財」に価値を置く経営が世界的潮流となり、ESG投資における評価でも重要な要素となっている。特に注目を集めているのが、価値創造に貢献する人財に投資し中長期的な企業価値の向上につなげる「人的資本経営」(Human Capital Management)である。 2008年のリーマンショックを契機にその重要性が強く認識され、「金融資本主義」から「人的資本主義」へのパラダイムシフトが叫ばれることとなった。 ◇「人的資本」重視と情報開示は世界の常識に こうした流れを加速しているのが、人的資本に関する情報開示のトレンドである。ISOが国際標準ガイドライン「ISO 30414」を公表。米国では2020年11月より上場企業の人的資本開示が義務化された。 実際、欧米では既に人的資本経営に大きく舵を切る企業が続出。日本もこうしたトレンドと無縁でいられるはずはなく、具体的対応を開始する先進企業が出始めている。 本書は、人事革新の実践に定評ある筆者が、企業が直面する「いま・ここ」を俯瞰し、企業価値創造に向けた「これから」の経営の要諦を予測。その実現に向けた「あるべき姿」を提示する、経営層・人事関係者必携の一冊である。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要