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プラットフォームビジネス

プラットフォームビジネス

マイケル・A.クスマノ, アナベル・ガワー, デヴィッド・B.ヨッフィー, and 青島矢一

翔泳社 / 2013-12-12

累計読者数4
平均ハイライト数 46.8件/人
推定読了時間 約5時間29分
star総合評価 67/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%

この本について

事業をつくろうとすると、いつも「どこから始めればいいのか」「なぜあの会社だけ急に伸びるのか」で足が止まってしまうことがあります。自分の企画も悪くないはずなのに、動き出すと手応えが弱い。この本を読んで、そこには“ネットワーク効果”という見えにくい力の差がある、とあらためて感じました。 たとえば、インスタントメッセージが収益化しにくい理由が、機能の良し悪しではなく、ユーザーが複数サービスを同時に使える状態=マルチホーミングにあると説明されていて、妙に腑に落ちました。また、プラットフォームが成長する時に避けて通れない「鶏か卵か問題」を、片側から攻めるのかジグザグに両側を育てるのかという現実的な戦略として示してくれるので、自分の企画にも置き換えやすかったです。AT&Tやマイクロソフトなどの歴史的な意思決定が、ネットワーク効果をどう強めたのかも具体的で、抽象論に終わらないのがありがたいところです。 単に成功事例を並べる本ではなく、「なぜこの市場では勝者が独占しやすいのか」「どんな条件だと逆に勝ちにくいのか」を、データや構造から説明してくれるので、自分の立てている仮説の甘さも見直せます。プロダクトをつくる人よりも、むしろ“どんな市場構造で戦うべきか”を考える人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

プラットフォームビジネスの最新トレンド アップル、アマゾン、LINE、楽天……だけじゃない、ネットワーク効果で化学変化を起こす、プラットフォームビジネスの最新トレンド! 顧客のニーズの多様化やインターネットの普及にともない、自社ではコントロールできない顧客との力関係が生まれてきました。一社で全ての価値創造プロセスを内製する従来の「垂直統合」型のビジネスが立ちゆかなくなる一方で、台頭してきたのが、補完プレイヤーとともに「エコシステム」として成長する「プラットフォーム」型ビジネスモデルです。 最近では重要なキーワード——オープンイノベーション、コ・クリエーション(共創)、ソーシャルイノベーション、クラウド、ビッグデータ、顧客との共感、イノベーションの民主化など——が結びつき、プラットフォームビジネスも多様化してきました。 本書では、日本におけるプラットフォームビジネスの分野別の最新トレンドと動向を詳らかにするとともに、プラットフォーマーの今後の成長戦略と、プラットフォームを利用するユーザー企業の利用戦略も明らかにし、巻末には利用者動向のアンケート調査の集計データを掲載しています。
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