
小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て (マガジンハウス新書)
高橋孝雄
マガジンハウス / 2018-09-06
累計読者数3
平均ハイライト数 35.3件/人
推定読了時間 約2時間19分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
子どもの成長って、どうしてこうも「自分の頑張り次第でなんとかしなきゃ」と力が入ってしまうんでしょうね。背の高さ、運動の得手不得手、気質の違い……頭では「個性」と思いたいのに、つい他の子と比べてしまう。僕自身もそうで、親としての影響力を過大評価しては落ち込む、の繰り返しでした。 この本が少し風向きを変えてくれたのは、「遺伝子には守る部分と揺れる部分がある」という視点でした。どうにもならない部分を知ることで、逆に親が介入すべきところがシンプルになるんです。たとえば、運動が苦手な子を無理にスポーツ万能にする必要はないし、背の高さや体質に気休めの言葉を乗せなくてもいい。生まれ持った特徴を前提にしたうえで、環境や習慣でゆるやかに変わっていく部分にだけ、長くつきあっていけばいいのだと気づきました。 もうひとつ救われたのは、「子どもには本来、どんな環境でも育つ力が備わっている」というメッセージです。やんちゃな男の子に振り回されて疲れても、それはただの“そういう遺伝子”の仕事。読み書きが苦手なら、道具を変えてアプローチすればいい。子どもの底力を信じながら、親が全部を背負いすぎない育て方があるんだと思えました。 「どう育てるか以前に、そもそも何が変えられて何が変えられないのか」を整理したい人には、とても静かに効く一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
発売前から、マスコミ各社より取材殺到! 小児科医36年間の経験に基づく、 納得の子育て論ついに登場! 持って生まれた才能は、 いつか必ず花開く。 どの子どもも、親から受け継いだ 素晴らしい素質を持っています。 親がすべきことは、その才能が花開くのを 温かく見守ることだけです。 子どもの個性は顔立ちと同じ。 親から受け継いでいます。 ・「トンビがタカを生む」はありえません。 ・男の子はママ似、女の子はパパ似。と言われますが、 医学的な根拠はありません。 ・背の高さは親に似ます。男の子の場合、 父親の身長+母親の身長に13cmを足して2で割った数字が目安。 プラスマイナス9cmのゆとりもあります。 ・お酒に強い弱い、は、親の体質がそのまま伝わります。 ・運動が苦手、体育ぎらい。 親の特性がこんなところにも出ます。 子育ての悩み、全部解消! ぼくがいつもおかあさんたちに伝えていること ・母乳が出なければミルクでOK。 ・育児に疲れたらまわりにSOSを。 ・習い事は長続きしなくてもいい。 ・子育てに手遅れはない。 ・点滅する才能のシグナルを見逃さない。 ・食べ物で頭がよくなることはない。 ・不登校の子どもに必要なのは休息。 ■自身がロールモデル■ 4歳のときに父を脳腫瘍で亡くし、母子家庭で育つ。 脳腫瘍の原因は勉強のしすぎと思い込んでいた母から 「勉強はするな」と言われつつ医学部に進学。 体育が苦手だったが、50歳でマラソンをはじめ、58歳で3時間7分を記録。 努力の賜物ではなく、遅咲き遺伝子のおかげと思っている。 別名“日本一足の速い小児科教授”。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





