
民主主義: 文部省著作教科書
文部省
オープンシェルフパブリッシング / 2023-06-01
この本について
政治のニュースを見ていると、「結局どこまで自分に関係あるんだろう」とか、「判断材料が多すぎて、何を基準に考えればいいのか分からない」と感じることがよくあります。仕事で忙しい日々の中だと、なおさら自分の意見を育てる余裕がなくて、なんとなく流されてしまう瞬間もあると思います。 この本は、そんな迷いに対して、いきなり大きな理想を押しつけるわけではなく、“民主主義って本当はどんな態度のことなのか”を、生活に近い言葉で示してくれます。読者が多く保存していた部分には、情報が事実に基づいていることの重要性や、経済的な機会が不平等だと政治そのものがゆがむという話が多くありました。これが妙に刺さるのは、今の社会で感じる閉塞感とつながっているからだと思います。また、政治以前に「自分の人格や信念を尊重する態度」から始まるという指摘も、日常の小さな判断と地続きで、無理なく受け止められます。 読みながら、自分が他人任せにしている場面がどこにあるかに気付けたり、情報に向き合う時の基準が少し整ったりと、実際の行動に落とし込みやすい内容でした。歴史の制度を紹介しつつも、結局は“心の中でどう民主主義をつくるか”というところに戻ってくるのが、この本の誠実さだと思います。 自分の考えを育てたい人、または「政治を遠いもののままにしておきたくない」と思い始めている人には、 quietly じわっと効く一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




