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文豪たちの悪口本

文豪たちの悪口本

彩図社文芸部

彩図社 / 2019-05-28

累計読者数5
平均ハイライト数 9.2件/人
推定読了時間 約3時間14分
star総合評価 49/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 28%

この本について

仕事でも人間関係でも、ちょっとした一言に必要以上にざわついてしまう時があります。相手の評価が気になるし、悪口なんて聞けば数日は引きずる。自分だけがこんなに弱いのか…と落ち込むこともありますが、この本を読むと、その感覚が少し変わります。 「文豪たちの悪口本」は、文豪同士の辛辣な応酬や、神経をすり減らしながら書いていた姿がそのまま出ていて、読んでいると“あの人たちですらこんなに悩んでいたのか”と肩の力が抜けます。たとえば、作品を出せば罵倒され、身内にまで心配されていた作家がいたり、人格批判レベルの言葉を真正面から浴びながら、それでも書き続けていたり。そういう姿を見ると、「評価に振り回されてるのは自分だけじゃない」と実感できます。 もうひとつ、この本は“悪口の裏にある人間くささ”がそのまま出ているところが面白いです。気に入らない先輩を延々と攻撃したり、曇天だと気分が沈んだり、嫉妬や焦りに振り回されたり。文豪というより、どこにでもいる大人の感情そのものなんですよね。だからこそ、他人の言葉に過剰に反応してしまう自分を、少しだけ許せるようになります。 変に前向きになろうとしなくても、“人はこういう面倒くささを抱えて生きている”と知りたい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

文豪と呼ばれる大作家たちは、悪口を言うとき、どんな言葉を使ったのだろうか。 そんな疑問からできたのが、本書『文豪たちの悪口本』です。 選んだ悪口は、文豪同士の喧嘩や家族へのあてつけ、世間への愚痴など。随筆、日記、手紙、友人や家族の証言から、文豪たちの人となりがわかるような文章やフレーズを選びました。これらを作家ごとに分類し、計8章にわたって紹介していきます。 川端康成に「刺す」と恨み言を残した太宰治、周囲の人に手当たりしだいからんでいた中原中也、女性をめぐって絶交した谷崎潤一郎と佐藤春夫など、文豪たちの印象的な悪口エピソードを紹介しています。 文豪たちにも人間らしい一面があるんだと感じていただけたら、うれしく思います。
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