
クライメートテック 新しい巨大経済圏のメカニズム (日本経済新聞出版)
宮脇良二
日経BP / 2023-08-28
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この本について
気候やエネルギーのニュースを見ても、自分の仕事にどう関係するのか、正直よく分からないままモヤモヤしていました。技術も投資も専門的すぎて、何が本質で、何が単なるブームなのか判断できない感じです。そんなときに読んだのがこの本で、頭の中のバラバラな断片がようやくつながりました。 特に刺さったのは、気候テックが「スピード」と「スケール」というまったく違う力学で動いているという説明です。スタートアップだけでも、大企業だけでも回らない構造だと知ると、目の前の技術ニュースの見え方が変わります。また、水素やCCUSのように“代替がほぼない領域”がどこなのかを整理してくれるので、「どの技術が本当に不可欠なのか」を自分で判断しやすくなりました。さらに、太陽光バブルやバイオ燃料バブルの話を読むと、この分野の投資がなぜ難しいのか、そしてなぜ時間がかかるのかが現実的にイメージできます。 個人的には「派手な理想論ではなく、実装に16〜17年かかる世界」を淡々と描いているところに救われました。焦らされる感じがなく、でも避けて通れない現実はちゃんと突きつけてくれる。本気でこの分野を理解したい人ほど刺さる一冊です。
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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
脱炭素の潮流が生み出す 巨大市場! 世界の投資はGAFAやSaaS系企業を中心とするIT企業から、カーボンニュートラルを目指すスタートアップ企業群である「クライメートテック」に向かいつつあります。 しかし、クライメートテックにはこれまでの経済とは異なる力学があり、それを正しく理解しなければ、この波を捉えることは難しいのが実情です。 本書は日本企業のビジネスマン、投資家、起業家が、クライメートテックの背景と力学を本質から理解した上で、クライメートテックの最新のトレンドを把握することを目的とします
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