ヨムナビ
正解がない時代のビジョンのつくり方 「自分たちらしさ」から始めるチームビルディング

正解がない時代のビジョンのつくり方 「自分たちらしさ」から始めるチームビルディング

三澤 直加

翔泳社 / 2023-11-15

累計読者数39
平均ハイライト数 31.2件/人
推定読了時間 約4時間40分
star総合評価 72/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

チームの方向性を描こうとすると、「結局きれいな言葉だけになってしまう」「誰に声をかけて一緒に考えればいいのか分からない」といったモヤモヤが出てきませんか。自分も仕事でビジョンづくりに関わったとき、抽象論ばかりが積み上がって、現場の実感とまったくつながらないまま終わってしまった経験があります。 この本が面白いのは、いきなり“立派な文言”をつくるのではなく、まず自分たちの歴史や癖、日々の行動を丹念に拾っていくところから始まる点です。ロボットと飲み会をしている未来のワンシーンのように、技術や活動を「具体的な絵」で出していくプロセスが多く、ふだん言語化しづらい感覚まで手触りとして扱えるようになります。また、誰と一緒にビジョンをつくるべきかを問い直すステップが丁寧で、チームの範囲を曖昧にしたまま議論だけが進んでしまう、あのよくある混乱を避けられるのがありがたいところです。 もう一つ助けられたのは、“最悪の未来”から社会的意義を見出すアプローチでした。なぜそれをやるのかが定まらないまま進むと、どれだけ会議を重ねても芯が生まれません。未来の社会像を描くことで、「そもそも何を避けたいのか」「何をつくりたいのか」の輪郭が自然と立ち上がってきます。ここが腹落ちすると、その後のビジョンマップづくりがだいぶ楽になります。 曖昧なまま進めてきたビジョンづくりを、一度きちんと“自分たちレベル”から建て直したい人に刺さる一冊です。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

いかにしてチームの目線をそろえるか? どうすれば組織へビジョンが自然に浸透していくか? 変化が激しく予測困難な時代では、チーム・組織のビジョンが不明瞭だと、メンバーの力を結集してビジネスインパクトをあげることが難しくなってきています。 同時に、価値観が多様な現代では、リーダーや経営層が決めたビジョンをトップダウンで行き渡らせる難しさも出てきました。 そこで本書では、チーム・組織のメンバーが「一緒にそこへ向かいたい」と思えるビジョンのつくり方を6つのステップで紹介します。 そして、ビジョンづくりのプロセスを通して、チーム・組織がいつの間にか結束している状況へシフトすることをサポートします。 大企業から中小企業、スタートアップ、地方自治体などさまざまなビジョンづくりに並走してきたビジョンデザイナーが、独自の図解やワークシートを用いて、アイデア発想やファシリテーションのノウハウを公開します。 次のような方には必読の一冊といえるでしょう。 ・組織の人材の目線をそろえたいマネジメント層 ・新規事業のマネージャー&担当者 ・DXのリーダー&担当者 ・新しいプロダクト・サービスをつくるチームメンバー ・組織の結束を強めたい人事担当者 読者特典として、誰でもビジョンがつくれるワークシートをご提供します。 ●目次概要 序章 なぜいま、ビジョンが大切なのか? ステップ1 自分たちらしさを探索する ステップ2 未来の社会像をイメージする ステップ3 未来の自分たちの役割を見つける ステップ4 未来の風景を描き出す ステップ5 未来の自分たちを語り合う ステップ6 試しながらアップデートする 終章 共創する社会に向けて 付録 ビジョンづくりの計画を立てる ●著者略歴 三澤直加 ビジョンデザイナー。デザイン事務所で多くのプロダクトの企画・開発に携わった後、2011年に共創型サービスデザイン会社「グラグリッド」を設立。分野を問わず、さまざまな企業のビジョン策定、事業開発の現場に伴走する。 デザイナーの視点で創造的な解決策を提案するとともに、組織の中から創造的な文化づくりを支援している。 特に、絵や図を描きながら考える「ビジュアル思考」スタイルは、企業における合意形成、個性の発見、企画力の向上において多くの成果を生み出している。著書に『ビジュアル思考大全』(2021、翔泳社)。 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 (翔泳社)
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要