
台湾の本音~“隣国”を基礎から理解する~ (光文社新書)
野嶋 剛
光文社 / 2023-12-13
累計読者数3
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star総合評価 67/100
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この本について
台湾のニュースって、毎回いろんな言い方や立場が入り乱れていて、結局「台湾ってどういう国なんだっけ…?」というところで止まってしまうことが多いですよね。中国との関係も、歴史的な背景も、いろんな説明が出てくるけれど、どれが本筋なのかつかみにくい。自分もずっとそのモヤモヤを抱えたまま記事を読んでいた時期がありました。 この本が助かったのは、まず「台湾はなぜ分かりにくいのか」を丁寧に扱ってくれるところです。国名は中華民国なのに、人々は台湾と呼ぶ。その二つがゆるやかに融合してきたプロセスを、歴史の地層をめくるように説明してくれるので、今の台湾社会の空気が腑に落ちます。また、台湾有事の話も「短期・中期・長期」で分けて整理してくれるので、ニュースで飛び交う危機感の温度差に振り回されなくなります。さらに、台湾の若者が「小確幸」を大事にする理由や、親日感情の背景まで触れていて、単なる政治の本にとどまらず、人としてのリアリティに近づけるのがありがたいところです。 もっと言えば、「台湾は難しいから面白い」という著者の視点が、こちらの受け止め方を少し軽くしてくれます。正解が一つじゃない国をどう理解するか。その“距離感”みたいなものまで含めて示してくれる本でした。 台湾に関するニュースを読むたびに「結局どう理解すればいいの?」と立ち止まってしまう人に刺さると思います。
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出版社による紹介
度々ニュースを賑わす台湾を私たちはどれだけ知っているか。近くて遠いお隣の〝国〟の姿を詳らかにする一冊。
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