
知らないと恥をかく世界の大問題14 大衝突の時代‐‐加速する分断 (角川新書)
池上 彰
この本について
国際ニュースを読んでいて、背景がよく分からないまま流してしまうことってありませんか。アメリカの選挙の話も、ウクライナ情勢も、台湾のことも、断片的な情報だけで混乱してしまう…僕自身もずっとその状態で、「結局いま世界で何が起きているのか」をつかみきれずにいました。 この本は、そういうモヤモヤを少しずつ解いてくれます。たとえばアメリカの分断は、民主党と共和党の対立だけでなく、共和党の内部にも裂け目があること。しかも「検事も選挙で選ばれる」「陪審員の傾向が政治に影響する」といった日本との制度の違いが、あの複雑な状況を生んでいる。ニュースの裏にある仕組みが分かると、見え方がまったく変わります。 ウクライナ情勢も、小麦やトウモロコシの生産国同士が戦っていることで、遠い国の戦争が食料価格に跳ね返り、弱い立場の人たちの生活に直結しているという説明がすっと入ってきます。単に「戦争が大変」という抽象論ではなく、暮らしに繋がる線が具体的に引かれていく感じです。 さらに、台湾やイランの政治背景、ミサイル防衛の議論、安全保障のジレンマなど、いまのニュースで繰り返し耳にするワードの「なぜそこが争点なのか」が丁寧に整理されています。世界の問題が急に自分の生活と地続きになるような感覚がありました。 ニュースを見ても「分かったようで分からない」ままになっている人に刺さる一冊だと思います。僕も同じところでつまずいていたので、無理に背伸びせず、知識を少しずつ積める安心感がありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要








