
知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点 (角川新書)
池上 彰
KADOKAWA / 2022-06-10
累計読者数5
平均ハイライト数 70.4件/人
推定読了時間 約3時間6分
star総合評価 73/100
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この本について
世界情勢のニュースを見ていて、「流れは追っているつもりなのに、結局“なぜそうなったのか”がつながらない」と感じることがよくあります。どこかで断片的に理解してしまって、国同士の動きが自分の頭の中で一本の線にならないあのモヤモヤです。僕も同じで、特にウクライナや中国の話題になると、その背景を説明しきれずに黙ってしまう瞬間がありました。 この本は、そんな穴をひとつずつ埋めてくれる感じがします。例えば、ウクライナ情勢だと「ヤヌコーヴィチ政権崩壊→クリミア併合→NATO加盟の世論が傾いていく」という一連の流れが、登場人物の思惑まで含めて整理される。中国についても、鄧小平の“ネコ”の話から習近平の路線転換までが地続きで理解できるので、いまの中国がなぜ経済よりイデオロギーに振れるのかが腹落ちします。さらに、ソ連崩壊後の“超格差社会”の背景まで触れられるので、世界がどこで分岐したのかもつかめます。 過度に深読みさせる本ではなく、「ああ、だから今こうなっているのか」と静かに腑に落ちる説明が続きます。ニュースを追うたびに迷子になりがちな人、あるいは国際情勢を仕事で扱うけれど断片理解から抜け出せない人には特に刺さると思います。僕自身、読む前より“見えている範囲”が一段広がった感覚がありました。
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出版社による紹介
プーチン・ロシア暴走!――2022年2月、ロシア・ウクライナ侵攻は、世界のパワーバランスを大きく変えた。20世紀の時代に歴史の針が逆戻りしたかのような世界。ロシアVS欧米の対立構造は、「新・東西冷戦」の到来ともいえる。そして、もう一つの大国「中国」はどう動くのか? 混沌とした世界がどこへ向かっていくのか、歴史的背景を交えながら“世界のいま”を池上彰が読み解く。大人気新書シリーズ「知ら恥」の最新・第13弾。激動の時代に欠かせないニュース解説本だ。
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