
フリーランスコンサルタントの教科書
浴野真志、高倉諒一
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2023-12-01
この本について
独立に興味はあっても、「自分のスキルって通用するのか」「案件って本当に取れるのか」「稼働のコントロールってどうやるのか」みたいな細かい不安って、誰にも聞きづらいまま溜まっていきますよね。僕もフリーの世界をのぞいた時、まずここがモヤッとしました。肩書きよりも“実際にどう動くのか”の方がよほど知りたいのに、それを教えてくれる本って案外少ないんです。 この本は、その現場の感覚がちゃんと書かれているのがありがたいところで、特に刺さったのは「エンドクライアントから見れば、最初はただの“正体不明の誰か”にすぎない」という視点。だからこそ、コミュニケーション量を増やし、期待値を正確に掴んでいく必要がある。あと、大手時代に当たり前にできていたExcelやPPTが、独立後に劣化していく現実に触れているのも妙にリアルで、こういう“地に足のついた注意点”は独立後のギャップを減らしてくれると思います。 もう一つ良かったのは、「稼働率の管理」と「競争に勝つための専門性の見せ方」がかなり具体的だったところ。稼働50〜60%案件の競争率が高い理由や、職務経歴書を“専門性中心で再構成する”考え方は、そのまま実務に使えます。独立後の働き方を妄想レベルから現実の設計図に変えてくれる感じがありました。 フリーコンサルに興味はあるけど、華やかな話より“実務でつまずきそうなポイント”を知りたい人には、しっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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