
本を読むだけで脳は若返る (PHP新書)
川島 隆太
PHP研究所 / 2023-12-15
この本について
子どもの読み聞かせや、自分の集中力の落ち方について「なんとなく気になるけど、何をどう変えればいいのか分からない」という声をよく聞きます。僕自身も、スマホに触る時間が増えるほど頭がぼんやりする感じや、子どもの本選びで妙に正解を探してしまう自分にモヤモヤしてきました。 この本の面白いところは、「脳は何をしたときに本当に働くのか」を淡々と示してくれるところです。例えば、子どもの読み聞かせは“能力開発”よりも“避難場所づくり”が目的で、好きな本を繰り返すほうがいいと知っただけで、力が抜けました。さらに、音読が前頭前野を一気に温めてくれる話や、スマホの小さな画面だと想像以上に脳が働かないという事実は、自分の生活をそのまま照らしてくれる感じがあります。 読むと、「もっと頑張る」ではなく「少しだけ面倒なほうを選んでみよう」に意識が変わります。手書きに戻してみる、寝る前のスマホをやめてみる、試験前に短く音読してみる…そんな小さな工夫で頭の動きが変わるのは、実験データのおかげで納得しやすいです。 子育てのことや、自分の集中力の衰えが気になりつつも、何から手をつけていいか分からない人に静かに刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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